ラーメンレビュー(ワンタン麺) 伝統雲呑面(広州)
美味しさ :★★★★
値段 :★★★★
清潔感 :★★★
サービス :★★★
総合評価 :★★★★
今回は広州地下鉄8号線の鷺江駅から徒歩10分に位置する、传统云吞面Chuan2Tong3Yun2Tun1Mian4をレビューします。鷺江駅は広州のシンボルとも言える川・珠江の南側に位置する町で、広州のもう一つのシンボル・広州タワーに比較的近い場所に位置します。広州は珠江の北側に広州駅などの昔から栄えた地区があり、南側はどちらかといえば新しく開発された地区になります。それでは駅を降りて店に向かいたいと思います。
駅から少し歩き、店に辿り着きました。こじんまりとした雰囲気のある店ですねー。看板は一番上にデカデカと「面」!(笑)更にその下には、これも大きな文字で「传统云吞面」と店名が書いてあります。この店名は日本語で言えば「伝統ワンタン麺」と、名前からしていきなり大きく出ています。大きな文字の「面」!と相まって、自分の店の料理に対する揺るぎない自信と情熱を感じる看板ですね。さあ、果たしてこの立派な看板にふさわしい料理が本当に出されるどうか、確かめに行きましょう!
店に入りメニューを確認します。まず、最上部に営業時間が書いてあるのはちょっと珍しいですね。朝7時から夜12時までやっている様です。朝食から飲んだ後のシメまで幅広い使い方が出来る使い勝手の良い店なんですね。さて、私はいつもの鲜虾蟹仔云吞面(小)12元を注文します。
席を探しますが… 結構お客さんで一杯です。今日は休日なのでのんびり家を出て来たため、既に午後2時半なのですがこの入りの多さ、人気店である事は間違いないです!「混んでいる店に不味い店なし」がモットーの私は期待が広がります。今日はゆったり座れそうな店頭にあるオープンエア席に座りましょう。
それでは席につきます。(ここは店頭のオープンエア席(笑)のため前方に隣の八百屋さんが写ってしまってます。西瓜が美味しそうです!)まずは調味料チェックをしましょう。左から、醤油・酢・胡椒・ラー油です。オーソドックスなラインナップですが、あれあれ?大事な大根漬物がありませんね…
と思ったら隣のテーブルにはありました!既に使い終わっている様子だったので「持っていって良いですか?」と聞いて持って来ました。大根漬物はこんな感じです。
ラー油はこんな感じ。
5分ほどでラーメンが出て来ました。ワンタンが麺の下に隠れる王道タイプ。それにしても何度見ても飽きませんねぇ、この小さな器に黄金色のスープ、極細面の組み合わせ。好きです。
早速いただきます!スープは見た目通りあっさり系ですが後味にコクを感じます。熱々なのもやる気充分ですね。麺は極細でやや縮れがついてます。腰が強いタイプですが喉越しはしなやかですね。うん、美味しいです!麺とスープの相性も抜群です。
海老ワンタンは4つ入っていました。ご覧の通りレンゲいっぱいの大ぶりワンタンです!
中にはプリプリ海老が一杯で、肉の旨味と相まり、ワンタンもとても美味しいです。12元という価格なのにクオリティ高いですねー!
夢中で食べていたのでもう残り少ないですが(笑)、ラー油で味変します。唐辛子の効いた辛さがスープに広がり心地いい… んん!少し入れすぎたかな(笑)?
さあ、こんな時の強い味方!大根漬物の登場です。口直し兼ねてレンゲいっぱいに頂きます(笑)!この酸味と甘味が口直しにぴったりなんですよね。
この後大根の助けも得ながら一気に完食です。ご馳走様でした!
総評 :オーソドックスながら随所にこだわりとキレを感じる味わいで、大きく書かれた「面」の看板に偽り無しの実力店に巡り会えました。スッキリしてコクがあるスープや、コシがありしなやかな喉越しの麺というのが、この店のこだわりを表していると感じました。営業時間が夜12時までというのも顧客目線を感じ好印象です。今回は文句無しの星4つ★★★★でお願いします。
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おつまみレシピ 肉豆腐
今回は甘辛醤油だれの味が染み込んだ、熱々で柔らかな豆腐が最高に美味い、肉豆腐のレシピを紹介します。
本当は薄切り牛ロース肉あたりを使えば簡単に美味しく出来るとは思うのですが、ここは異国の地中国、日本と同じ様な使い勝手の出来る薄切り肉はまず売っていません。肉屋に行ってスライスして欲しいといえばやって貰える様ですが、結構いい値段がすることもあり、今回は牛すじ肉を使用して作ってみたいと思います。
ご存知の様に牛すじ肉は普通に調理すると硬くて食べられたものではありませんが、圧力鍋を使用するか、弱火でコトコト煮込む事によって硬い脂身の部分がコラーゲンとなってトロトロ柔らかく仕上がる、おつまみにぴったりの食材です。中国でも手頃な値段で入手が可能なので早速買い込んできました。
なお、当家には残念ながら圧力鍋がないので、弱火でコトコト柔らかくする方法を紹介します。
メニュー名 :肉豆腐
調理時間 :30分(+牛すじの下ごしらえ2時間)
材料(2人分)
牛すじ肉 200g
豆腐 半丁
長ねぎ 一本
醤油 大さじ3
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
茹で汁 1カップ
出汁汁 1カップ
生姜 ひとかけ
材料写真
まず牛すじ肉の下ごしらえをする。初めに牛すじ肉を鍋に入れたっぷりの水を加え、水から沸騰させる。
5-10分程度中火で茹で灰汁を出す。
灰汁が出たら水を切り、包丁で食べやすい大きさに切る。
灰汁を洗い流した鍋に切った肉を入れ、長ネギの青い部分と薄切りにした生姜を加える。
水を多めに加え、強火で沸騰させる。
沸騰したら弱火にし、2時間程度コトコト煮込む。灰汁が出たら丁寧に取り除く。
牛すじ肉が柔らかくなったら火を止め長ねぎの青い部分を取り除き水を切る。煮汁は後でベースに使用するので濾して取っておく。
水抜きした絹ごし豆腐(中国では嫩豆腐Nen4Dou4Fu3)を半丁、好きな大きさに切る。(今回は1/8にカット)どちらかと言えば大きめの方が豆腐のトロトロ感が味わえてオススメですがここはお好みで。
下ごしらえした牛すじ肉に豆腐と斜め切りにした長ねぎを加え、先程取っておいた煮汁を1カップ加える。なお今回は、味の濃さの目安のため一回濾して1カップ使用しましたが、面倒な方はネギを取り除くだけでそのまま煮汁ごと使用しても良いと思います。その場合は適宜醤油や砂糖の量を調整し、お好きな味加減に。
鰹節と昆布で出汁を取り1カップ加える。出汁を取るのが面倒な方は水1カップとだしの素で代用してもOK。その場合は味付けの際醤油の量で塩気を調整する。
更に酒を加え沸騰後、弱火で10分程煮込み長ねぎがしんなりしたら火を止め、醤油とみりん、砂糖を加え味を見ながら好みの味に調整。更に弱火で20分ほど煮込めば出来上がり。
豆腐と長ねぎ、牛すじ肉をバランス良く盛り付け、お好みで一味唐辛子や七味唐辛子をかけ、では頂きます!
豆腐は中まで熱々なので上顎など火傷しない様に注意です^_^!
また、2時間じっくり煮込み、コラーゲンが溶け出した牛すじはホロホロで見事に柔らかく仕上がりました。牛すじは長ねぎと一緒に頂きましょう。
なお、更にどっぷり味が染み込んだ豆腐を楽しみたい場合、一旦冷ました後に再加熱、この工程を数回繰り返すとダシがたっぷり豆腐に染み込んでくれます。従って、2日目まで辛抱してしっかり味が染みた豆腐を楽しむのもオススメです。
ちなみに今回、牛すじと長ネギと豆腐、3種のシンプルな肉豆腐にしたのには理由があります。かの「美味しんぼ」にも登場し、開店前から行列の絶えない居酒屋の名店、月島の「岸田屋」の肉豆腐に少しでも近づきたい、との思いからです。「岸田屋」は肉豆腐よりもむしろ、東京3大煮込みの一つに数えられる牛もつ煮込みが有名ですし、私もこれが世界一の煮込みと断言できる程の大ファンですが、この店の肉豆腐は甘辛い濃い目の見事な味付けで、煮込みにも負けない程の人気メニューであり、私も岸田屋を訪問する度に必ず注文していました。
実際には今回の味付けは余り冒険せず、なるべくあっさりと薄めに、飲めるくらいの出汁に仕上げため、「岸田屋風」とは行きませんが、シンプルな味わい、雰囲気だけは再現出来たかな、と自己満足しています(笑)。
この料理ですが、やはり日本酒や焼酎など、昭和の香りがする酒がぴったりです!
なお、次回は記憶を頼りにもう少し岸田屋に近い味付けを目指してみようと思います。もしも成功したら、またご紹介したいと思います。
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ラーメンレビュー(客家式まぜそば) 嘉応面粉厰(広州)
美味しさ :★★★★
値段 :★★★☆
清潔感 :★★★★☆
サービス :★★★☆
総合評価 :★★★★
今回は広州地下鉄3号線の林和西駅より徒歩7-8分に位置する嘉应面粉厂をレビューします。以前のラーメンレビュー 陳記三及第 棠石路385分店(広州) - 並んだり振り返ったりで初めて出会い感動した、広東省梅州のご当地ラーメン「腌面Yan1Mian4」を再びレビューします。腌面はおそらく日本では殆ど知られていないご当地ラーメンですが、このブログがきっかけで私は既にはまってしまっています(笑)!当初の目的は「広東ワンタン麺を極める!」という事でしたが、同じ広東省のご当地ラーメン「腌面」にも魅了されてしまいましたので、今後サブテーマとしてレギュラー出演させていく予定です!(ワンタン麺店ほど店の数がない様なので出来る限りですが)
腌面は広東省北部にある梅州という客家の町の名物で、日本で言えばまぜそばです。客家の事に関しては陳記三及第のレビューで触れていますのでよろしければご参照下さい。
地下鉄を降り、歩いて店にたどり着きました。店名の嘉应面粉厂(嘉応面粉厰)の下に英訳が書いてありますね。こうして頂けると日本人にも解りやすくて有難いです(笑)。「Jiaying Noodle FTY.」 嘉应Jiayingというのは地名で、この腌面の発祥の地、梅州市のかつての地名です。日本でも金沢を加賀と言ったり、鹿児島を薩摩と言ったり、そんなイメージで捉えるとわかりやすいです。また面粉と言うのは麺類の総称として使われていますね。以前ラーメンレビュー 西関明記腸粉(広州) - 並んだり振り返ったりでも触れた通り、中国では日本の概念とかなり異なっていて、小麦粉で作ったものを面、米から作ったものを粉と呼んで区別しています。その両方を併記することにより麺類全体を表しているのだと思います。また、厂 FTY.はFactoryの省略形で、「麺工房」のような語感を出そうとしているのでしょうか?
客家伝統の味である事を前面に押し出しています。それでは中に入りましょう。
メニューを選びます。今日はメニューの中心にあった超值套餐Chao1Zhi2Tao4Can1=バリューセットを選択します。これは三品を選ぶ方式になっていますね。元々お目当てだった腌面(梅州式まぜそば)と三及第(クコの葉と豚ホルモンのスープ)は外せないので、肉沫腌面Rou4Mo4Yan1Mian4+状元三及第Zhuang4Yuan2San1Ji1Di2に蚝油生菜Hao2You2Sheng1Cai4を組み合わせます。
スープである三及第の前についている言葉「状元」とは何でしょうか?それはそもそも三及第の名前の由来に関係があります。
三及第って面白い名前のスープと思いましたが、これは隋の時代に始まった中国の官僚登用試験である科挙にて上位3名の事を総称して称えた言葉の様です。ちなみに1位が状元、2位は榜眼Bang1Yan2、3位が探花Tan4Hua1と呼ばれていたそうで、この主席の称号を冠することにより最上級の三及第という事を表現しているのでしょう。なお、このスープは豚の赤身肉、レバー、シロを煮込んで出汁を出したスープですが、この豚肉三部位を科挙の上位3名の称号になぞらえて命名された様です。
注文を済ませて席に着きます。お昼時とあって満員です。この店は清潔感があるせいか女性比率が多い様ですね。
調味料チェックをします。この店は調味料が各テーブルの上に置いてある一般的なスタイルではなく、店の一角にまとめて設置してあり、それを各々お皿に取っていくタイプですね。個人的にはテーブルに置いてある方が味があって好きですが、これはこれで合理的な方法と思います。
左側から醤油、酢、塩、胡椒、にんにくペースト、辛味ペーストです。前回の陳家三及第と同じくにんにくペーストと辛味ペーストが両方置いてあります。どうやらこれが客家ラーメン屋のスタンダードの様ですね。
両ペーストを小皿にとり席に戻ります。
すると、5分ほどしてまずは三及第が到着です!このスープの特徴とも言える豚肉のアクはそのままですが(笑)、見るからに熱々で美味しそうです!
スープを飲むと、おおおっ、予想通り熱々のスープで、火傷しない様に気をつけながら飲み込みます。すると五臓六腑に染み渡り、身体を癒してくれる様です。肉をすくい上げるとレバーやホルモンがたっぷり入っています。独特の歯応えを残して口の中に旨味が広がっていきます。
その後数分して腌面が到着しました。早速冷めないうちに記念写真を撮ります。
肉そぼろの量は結構多めですね。少しリッチ仕様の様です。
よく混ぜ合わせたら、さあいよいよ麺を頂きます。麺はやはり腌面特有の中太でやや縮れのあるストレート麺です。食べると、そうそう、これこれ、これが食べたかったんです!前回の陳家三及第に比べると滑らかな喉越しが特徴です。やはり、美味しいですね、この麺は。また、ガーリックの香りが効いたタレも絶妙に麺に絡み味覚を刺激し続けてくれます。食べるたびに日本のまぜそばを思い出し、涙が出そうになります(笑)。
ピンボケですみませんがクコの葉を頂きます。このクコの葉がパンチのある掩面との相性抜群で、爽やかな口直しをさせてくれます。クコの葉って本来苦い葉っぱだと思いますが、うまく調理しているなぁと感心してしまいます。
さあ、ニンニクペーストを投入、味変に入ります。このラーメンはとにかくニンニクが良く合う仕様になっており、刺激と旨みが更に増します。
中から大量の豚ホルモンが出てきました。なんかやきとんを思い出すなぁ。。
サイドメニューの生菜もしっかり頂きます。こういう昼食でも野菜がふんだんに採れるというのは、単身の身としては大変ありがたいです。
今回はまぜそば+ホルモンスープ+野菜と豪華なラインアップでしたが、最後辛味ペーストを投入して一気に完食しました。ごちそうさまでした!
総評 :このブログを通じて巡り会えた、広東梅州のご当地ラーメン「腌面」に再び巡り会う事が出来大変嬉しいです!生まれて2度目の掩面ですが、この店もコシがある非常にクオリティの高い麺を提供しています。初めて食べた陳記三及第と比較するとコシはやや抑えめで、しなやかな喉越しが楽しめる麺に仕上がっていました。また、相棒の三及第の味付けも、シンプルながら旨みたっぷりのスープを堪能させて頂きました。ありがとうございました!
腌面は私にとってどストライクのメニューだけにこれからも頑張って開拓して行きたいと思います。今回も高得点の星4つ★★★★とします。
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ラーメンレビュー(ワンタン麺) 常平竹昇面
美味しさ :★★★
値段 :★★★★
清潔感 :★★★★
サービス :★★★
総合評価 :★★★☆
今回は広州地下鉄3号線の石牌橋駅から徒歩3分に位置する、常平竹升面Chang2Ping2Zhu3Sheng1Mian4をレビューします。常平とは、広州に隣接する東莞市東部にある地名で、この店はこの地で創業した竹升面のチェーン店の様ですね。
赤字の大きな看板が印象的ですね。看板の右上に「食神蔡润推荐品牌」とあります。蔡润Cai4Run4とは人名で、食神と枕詞が付いていますのでグルメ王の様な人だと思われます(残念ながら私は存じ上げませんが)。推荐Tui1Jian4は推薦、品牌Pin3Pai2はブランドの意味なので「グルメ王の蔡潤さんが推薦するブランド」と、有名人による権威付けによりブランド価値向上を図っています。
店の入り口には「大众点评 必吃榜 上榜品牌Da4Zhong4Dian3Ping2 Bi4Chi1Bang3 Shang4Bang3Pin3Pai2」と記載のある看板があります。以前、ラーメンレビュー 家和麺館(上海) - 並んだり振り返ったりの時も書きましたが、大众点评=大衆点評とはちょうど中国版「食べログ」であり、必吃榜=必食ランキングですので、日本で言うなら「食べログの必食ランキングにランクインしたブランド」という事で、これは期待できます!また、その下にある大きな文字は、グルメ王の蔡潤さん直筆と思われる文字で、「掂Dian1」という文字が書かれています。掂は初めて見るので、意味を調べると「量る」という意味との事。「量る」って??と思い結構悩んだ末、あっ、ここは広東省だと思い出し、広東語での意味を調べると、なるほど「優れている」という意味だそうで、お店を称賛する言葉の様です。日本でも有名人のサイン付きで「美味しかったです!」なんて書いてある事がありますが、そんなノリなんだと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、早速店に入りましょう!
壁の上の方に掲示されているメニューを眺めます。ここはやはり真ん中に鎮座している「鲜虾云吞面Xian1Xia1Yun2Tun1Mian4」を頼まない訳には行かないですね!
さあ、調味料チェックです。「あれ?注文は?」と思われた方、どうもありがとうございます(笑)。上の写真の左上の端っこの部分にQRコードが写っていますよね?この店はこのコードを読み取る事でスマホから注文が出来るのです!!今回はこの仕組みを利用して注文を済ませました。最近中国ではこのシステムのお店も増えています。QRコードを発明したのは、自動車部品メーカー最大手デンソーの原さんという日本人なのですが、Alipayなどの決済システムといい、QRコードの活用という意味では中国に2歩も3歩も先を行かれている印象です。まぁ、便利さと背中合わせにリスクは必ず存在するので便利な事が良いことばかりでは無い(私は日本の現金主義が好きです)とは思いますが、こんな時思わず「がんばれニッポン!」と叫びたくなってしまいます。
なお、調味料は奥からラー油、胡椒、辛味ペースト、醤油、酢です。大根漬物は無い様ですが、ラー油と辛味ペーストが両方味わえるとはすばらしいですね!
辛味ペーストとラー油はこんな感じ。
ここの箸はパステル調でカラフルです。
店内はお昼時とあって満員です。女性比率が高いですね。清潔感のある店内のせいでしょうか?
壁に竹升面を作る工程につき写真入りで説明が掲示されています。ちなみに竹升って何だと思いますか?実は広東語で竹竿の事らしく、竹竿を使って麺を伸ばすところからこの名前がついたそうです。
さて、7-8分待ってラーメンの登場です!この店は広東ワンタン麺のスタンダードとも言える、麺の下にワンタンが隠れているタイプ(少し端が見えちゃってますが)です。このタイプ、何だか風格を感じて好きなんですよね。能ある鷹は爪を隠す、とでも言いましょうか。
さて、生まれて初めてピンクの箸でラーメンを食べる気がします(笑)。スープは標準的な淡麗スープで、わずかに甘みが強めの感触です。麺はご覧の通り、やや縮れのある極細麺です。一般的に竹升面はそうめんと同様に、細ければ細いほど良しとされますが、この店の面は特に細い部類に入りますね。麺を食べると、ああ、細い上に硬めの仕上げですね!私は通常ラーメンの麺は硬いのが好みですが、少し硬すぎるかな?といった印象でした。もう少ししなやかさが欲しいところです。
ワンタンは大ぶりのものが5つ入る豪華版です。
食べてみると、肉と海老がたっぷり入って美味しいワンタンですね。欲を言えば海老はもう少し大ぶりの方が歯応えを感じられて良かったと思いました。
1/3位食べたところで味変に入ります。辛味ペーストもありましたが、私はやはりラー油を選択します。うん、良い刺激が加わりました!
肉と海老満載のワンタンを楽しみつつ、ラー油の刺激と共に感触です。ごちそうさまでした!
総評 :食神の蔡潤さんのお墨付き、更にグルメサイト大衆点評の上位ランクインという事で期待が高すぎたかも知れませんが、普通に美味しいワンタン麺、というのが私の印象です。超極細麺や大ぶりのワンタンなど、素材が良いだけにもう少し丁寧に美味しさを追求すればかなり凄いワンタン麺になると思えるラーメンでした。ひょっとしたらお昼時の繁忙時間帯だった、とか作り手によるばらつき、とかの原因もあったかもしれませんので、再訪して確かめてみたいと思います。あと、やはり口直しに大根漬物は欲しかったですね!少し辛めの総評になってしまいましたが、もっと良くなる期待を込めさせて頂きました。総合評価は星3.5★★★☆とします。
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おにぎりレシピ おかかバター醤油
今回はコロナ禍をきっかけに私がほぼ毎朝作って会社に持参する様になったおにぎりがテーマの第2回目です。
おにぎりに関しては以前、下記の「おにぎりとコンビニ」の記事でも触れさせて頂いたので良かったらご覧下さい。
私の場合、平日の昼食については仕事がら国内外から来客もある関係もあり、毎日外食が当たり前でした。それがコロナ禍をきっかけに一変してしまった事は前回のおにぎりレシピ ツナマヨ - 並んだり振り返ったりでも触れた通りです。
外食が出来なくなった状況下、日本人の同僚は外卖Wai4Mai4という持ち帰りやデリバリーを利用していましたが、私は実用性一本槍の素っ気無い容器に入って配達されるデリバリー食が好きになれませんでした。
そんな時、元々自分が大のおにぎり好き、特に時間が経って冷や飯になったおにぎりが大好きで、日本でも結構平日の昼食にコンビニおにぎりを食べていた事を思い出しましたが、中国のコンビニおにぎりは日本に比べるとやはりクオリティが劣ります。そこで、自分で日本のコンビニおにぎりを目指すべく、自作おにぎり持参を開始する事に決定しました。
それ以来日本のコンビニおにぎりの美味しさを目指し、お米と具にはこだわりつつ、平日はほぼ毎朝おにぎりを作るのが日課かつ楽しみになりました。そんな流れで作ったおにぎりの具をいくつか紹介させて頂きます。レシピというにはかなり簡単過ぎるので恐縮ですが、「おにぎりレシピ」と呼ばせて頂きます。
今回は今も昔も変わらない定番、おかかにバター醤油で味に彩りを添えた「おかかバター醤油」を紹介します!
おにぎりの大定番・おかかですが、実を言うと私は子供の頃から余り魅力を感じていませんでした(おかかファンの方、ごめんなさい)。一方でここ中国では鰹節は現地で手に入る貴重な和風食材です。毎日のおにぎりのレギュラーメンバーに加わって欲しくて一捻り加えてみました。結果は大成功!おかかの味に華が加わり大好きな味に仕上がりました。分量は目分量のため(笑)適量ばかりになってしまって申し訳ありませんが、写真も参考にしてお好きなバランスで作ってみて下さい。
メニュー名 :おかかバター醤油
調理時間 :10分
材料 :
おかか ひとつまみ
醤油 適量(お好みで調整)
バター 適量(5g程度)
胡麻 適量
ラップを広げ、鰹節ひとつまみに胡麻適量、バター適量を加える。
鰹節に醤油適量を加え馴染ませる。普通のおかかよりも胡麻とバター分だけ少し濃い目にするといいと思います。
鰹節と醤油が馴染んだら全体によくかき混ぜる。バターは全部溶けていないくても熱々のご飯を入れれば溶けるので問題無いです。
熱々のご飯を乗せ具がまんべんなく行きわたる様によく混ぜる。
ラップのまま好きな形に握って出来上がり!
さあお昼になりました。
ラップから取り出し、一緒に持参したパリパリ海苔に巻いて頂きます!
バターの甘味がおかかの旨みと香りを引き立て、クセになる味わいです。胡麻の味わいもポイントですよ。朝忙しい時でも簡単な材料でさっと出来るおかかバター醤油、是非試してみて下さい!
To be continued.
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ラーメンレビュー(順徳魚麺) 郭胡魚面(仏山)
美味しさ :★★★☆
値段 :★★★
清潔感 :★★★★☆
サービス :★★★★☆
総合評価 :★★★★
今回は広州のお隣、仏山に足を伸ばしてみました。郭胡鱼面Guo2Hu2Yu2Mian4をレビューします。仏山は広州市内から地下鉄で行ける程近いのですが、今回目指した順徳区という地区は、仏山市の中心部から相当南にあります。なので観光がてらにちょっと脚を伸ばしてというわけには行かず、路線バス乗り継ぎの一人修行旅となりました。太川さん、蛭子さんの辛さがよ〜く分かりました(笑)。
店に到着。保利百合花園という大規模タワマン群の中に位置します。ちなみに、実際に行きたいと思われる方がいらっしゃらないとも限らない(?)ので、今回使用したルート、佛山祖庙からの乗継ルートをご案内しておきます。なお、中国で数字(路線番号)+路といえばバスの事です。
利用交通機関:地下鉄広仏線→K807路→K335路→323路(4路線乗り継ぎ!)
所要時間:約2時間半!!
いや、初めは休日に仏山祖廟を観光がてらの軽い気持ちだったんです。距離も同じ市内だから知れてるだろうと。ところが調べて見ると結構果てしなく遠い。さてどうしようか?と一瞬考え、すぐに行くべし!と結論づけました。今回行かなければ2度と行けないかも知れない、せっかく得たチャンスは大切にしようと。でも途中で後悔の念が湧いて来そうになるのを何度も抑え、乗り継いでようやく辿り着きました。もう夕方です泣!
気を取り直すためにまずは仏山祖廟の写真です。これは孔子廟ですね。
さて、ラーメンレビューに戻ります。入口の扉を開け、調理場にいた女主人に「良いですか?」と聞くと、「お食事ですか?」と聞かれたので「はい」と答えると「お好きなところへどうぞ」と言われテーブル席へ。今回は午後4時という一番中途半端な時間だったため当然先客はなし。店内は完全冷房で清潔な雰囲気。写真からも清潔感が漂ってきますね。
朝食の後何も食べていなかったため空腹で、肉入りにも惹かれましたが、ここはやはり招牌Zhao1Pai2=名物と記載のある「郭胡鲜虾鱼包鱼面Guo1Hu2Xian1Xia1Yu2Bao1Yu2Mian4」を注文します。ところで鱼面Yu2Mian4とは何だと思いますか?実は小麦粉の代わりに魚のすり身を使用して麺を打った仏山順徳の珍しいご当地麺なんです。メニューに作り方が書いてありますね。「上質の鲮鱼Ling2Yu2(川魚の一種)のすり身を100%使用し、数十にも上る工程を経ることで、滑らかで弾力がある、美味しく栄養満点の魚面が作られます」こんな説明書かれたら期待するなというのは無理ってもんです。初めての体験に期待が高まります!
調味料チェック。左奥は塩、右奥が酢、左手間が白胡椒、その右が爪楊枝で一番手前の大きいのが辛味ペーストです。
白胡椒はホールスパイス状でペッパーミルに入っている本格派ですね。こだわりを感じます。
辛味ペーストはこんな感じ。かなり特徴的な黒っぽい色が攻撃的な味を連想させます。ここにもこだわりが感じられますね。
そうこうするうちに5分ほどでラーメンが到着。上から見る限り白いスープの上に海老団子と海藻、ねぎ?、コーンが載っており、その上にパクチーと胡麻が掛かっている様ですね。うん、美味しそうです。
さあ、これが噂の魚面です!小麦粉では無く魚のすり身を使用しているためか、色は少し灰色がかっており、結構表面に凹凸があります。これはスープとの絡みが良さそうに見えます。また、かなりの太麺なので食べ応えが有りそうです。さあ、頂きます!
スープは魚の出汁が効いたあっさりスープですね、美味しいです。
肝心の麺に進みます。おー、見た目通り太麺で弾力があり食べ応えがあります。また、噛み締める度に魚の香りが口の中に広がり、文字通り体験した事の無い美味しさです!はるばる順徳まで来た甲斐があったな〜。
エビ団子です。これの作り方もメニューに書いてありましたね。「鲮鱼Ling2Yu2のすり身を厚み約1mmになるまで薄く伸ばして薄皮を作り、その中に上質な海老を使用した海老のすり身を入れて作られた海老団子です」との説明。海老のすり身と魚のすり身を混ぜて作らずにわざわざ魚のすり身を薄皮にするなんて、物凄いこだわりです。さあ、食べてみましょう。
断面に海老が一杯です!中の海老率が高くて嬉しい断面です、これもいけます!
キャベツや海藻がたっぷり入っていて栄養バランスも良好ですね。
さあ、辛味ペーストで味変を試みます。女主人が麺をサーブしてくれた時、「うちの辛味ペーストは自家製なので是非お好みで味わってみて下さい」と言いながら小皿を持ってきてくれていたので、小皿に取ってみます。
うーん?これは??一体何が入っているのか、見当が付きません(食べても分かりませんでした笑)。いずれにせよ色合いが素晴らしく、見るからに美味しそうです。
スープに溶かしてみます。うんうん!見た目通り深みのある味でこのペーストは美味しいです。元々があっさりスープなのでこれで刺激が加わり美味しくなり、味変成功です。ただ、相当激辛なので入れ過ぎ注意です!
かなり豪華なタワマンが立ち並ぶ一帯に店はあります。椰子の木が南国っぽくていいですね。
総評 :食在広東のメッカとも言える仏山市順徳で、これまで体験したことが無いラーメンを体験する事が出来て感激です。魚肉で出来た麺というと蒲鉾?なんてイメージしてしまいますが、蒲鉾の食感とは完全に異なり、しっかりコシも弾力もある食感に魚の良い香りが香って来る、そんな麺でした。あっさりスープにも魚のダシが出ており、具の主役だったエビ団子と連携し、この希少な麺を盛り立てていました。またこのラーメンに出会える事を祈って星4★★★★とします。
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ラーメンレビュー(広東式まぜそば) 添仔伝統竹昇面(広州)
美味しさ :★★★
値段 :★★★★☆
清潔感 :★★★
サービス :★★★
総合評価 :訳ありでN/A(後日再評価予定)
※詳しくは記事をご参照頂ければ幸いです。
今回は広州地下鉄広仏線の燕岗駅から徒歩10分に位置する添仔伝統竹昇面をレビューします。広仏線とは広州市とお隣の仏山市を結ぶ地下鉄路線で、東京でいえば東京と千葉を結ぶ東西線や、東京と埼玉を結ぶ有楽町線の様な存在ですね。仏山から広州に通勤する人も多い様で、いつもたくさんの乗客を運んでいる路線です。
今回は最寄りの燕岗Yan4Gang3ではなく、広州地下鉄2号線の江泰Jiang1Tai4駅から15分の道のりを歩いていきました。途中で写真の様な「广州青少年足球训练基地Guang3Zhou1Qing1Shao4Nian2Zu2Qiu2Xun4Lian4Ji4Di1」という立派な施設がありました。中国は国ぐるみでサッカーを育成している様ですね。訓練基地という発想が共産主義国家らしいなぁ、と感じます。
猛暑の中、トコトコ歩いてようやく店に辿り着きました。撮影の時の角度が悪く看板全面を移す事が出来ませんでした、すみません。
入り口を入ってすぐ右側のレジで注文をします。一番左上にある普通の云吞面や、「本店新品」というこのブログ定番の鲜虾蟹仔云吞面にも惹かれたのですが、今回は気分を変えたくなり、猪油捞面Zhu1You2Lao1Mian4 8元を選択。猪油とは豚の油という意味で、捞面とは汁無しラーメンの事です。日本の感覚的には簡易なまぜそばですが、豚の油と混ぜ合わせる事で非常にコクの出るメニューです。スープも付いては来るのですが、折角なのでワンタンも味わってみたい思い、净云吞Jing4Yun2Tun1(ワンタンスープ)10元も併せて注文しました。
店内の様子です。今日は出足が遅くなってしまい既に午後1時半をまわっていますが、それなりに他のお客さんはいらっしゃいます。この店は、中国の一般的な飲食店がそうである様に午後2時で昼食の営業を終了するスタイルの様で、午後2時で一旦従業員の人々もお昼のお休みに入ります。そんな微妙な時間帯にもかかわらずお客さんの入りは5割くらいはありそうです。この店もやはり人気店の様です。
大きく「禁煙」と書いた看板がありました。「违者罚款50元Wei2Zhe3Fa2Kuan3(違反したら罰金50元)」と記載があります。50元(約800円)というのが微妙な金額ですねぇ。500元くらいにした方が迫力がありそうに思うのですが。。
席につきまず調味料チェックをします。左から醤油、箸を挟んでラー油、酢、大根漬物です。調味料としては標準的な広州のラインナップです。
ラー油はこんな感じ。かなり粘度の高い印象です。
大根漬物。人参や青唐辛子の色彩が存在感を出しています。
5分ほどでラーメンが到着しました!捞面とスープのシンプルな組み合わせです。麺そのものはいつも食べている云吞面と同じ極細の竹升面です。麺の下に猪油が敷かれているのが見えますね。
さあ、麺を頂きましょう。持ち上げると、軽く縮れのある極細麺で、この料理のポイントである猪油との相性も良さそうです!一口食べてみます。
。。。ん?ん?あれ? 味が?無い?
気のせいかと思いもう一口、やはり塩味がしない様です。豚の油は香っているのですが。。
事態が呑み込めず色々と考えます。
猪油捞面って元々こんな料理?いやいや、以前他の店で食べた時はちゃんと醤油だれが入っていた。
じゃあ、この店はこういうスタイルなのかも。「自分の好きなように醤油で味付け下さい」ってこと?うん、そうかもしれない、と思い至り先程写真に撮った卓上の醤油をかけようとしましたが、あれ?無いぞ!
そうだったんです。もうすぐ午後2時なので午前の部の仕事はもうすぐ上がり!と思い嬉しくなった店員のおばちゃんが気が早い事に片づけてしまったのです!
まてまて、いくら何でも醤油を片付けたってことは、やはり今日の猪油捞面は異常で、配膳する前にかけるべき醤油だれをかけ忘れたんじゃ??? と、もはや平常心を完全に失ってしまいました(笑)。
そうこうしているうちにサイドメニューで注文したワンタンが出てきましたのでとりあえず記念撮影(笑)。このまま味が無いラーメンを食べるのは嫌だったので、撮影後、店員の若いおにいちゃんに話しかけます。
「这个捞面没有味道。酱油也没有!(この麺味が無いです。醤油も無いです。)」
そうするとおにいちゃんは「ああ」と言った素振りで慌てもせず醤油を持って来てくれました。
店員のおにいちゃんが少しも動じない様子だったので、きっとこの店はこういうスタイルなんだ、という事に一度決め、持って来てくれた醤油をかけて頂きます。元々猪油捞面のたれは醤油味なので、適量かけると豚の油の香りも引き立ち、とてもおいしいまぜそばが完成しました。(でも本当にこれであっているのかどうか、内心まだ半信半疑です笑)
更に、一緒にワンタンも頂きました。肉がたっぷり詰まっておりボリュームたっぷりでしたが、「猪油捞面味が無い騒動」のせいでいろいろ思いめぐらせているうち動転して、なんとワンタンの写真は初めの記念撮影以外取り忘れてしまっていました(すみません!)。
中盤に差し掛かりラー油で味変します。同時に大根漬物をサイドに置いて一緒に楽しみます。汁なしの麺だとこれが出来るのが嬉しいです。この店の大根漬物の塩梅も程よく、ラー油の刺激と相まって猪油の美味しさを引き立ててくれます。
という事で完食です!
このブログでは、普段は基本的に完食後の食器の写真は掲載しておりません。そもそも食べ終わった食器は見苦しいため、ひとさまにお見せするべきではない、という考えのせいもあるのですが、私にとって食べ終わった後の余韻に浸る時間が非常に大事で、それを阻害したくない為、食べ終わった後はレビューの事を忘れる様にしている為です。
しかし今回は「味がない」トラブルで一気に気が動転し、完全にペースを乱されてしまい、余韻も何も無い状態に陥ってしまいました。すると何だか、最後の決めのショットが無いとちゃんと終われる自信が無くなってしまったため、敢えてフィニッシュ写真を撮影しました(笑)。ついては、今回は完食写真を掲載する事をお許しください。
総評 :今回は誠に申し訳無い気持ちで一杯です。こういうのは「中国あるある」でもあるのですが、やはりこの状態でサーブされるのが正常なのかどうかきちんと確認すべきでした。けれど「味が無い、醤油も無い」状況に完全にやられ、気が動転してしまいました。コシのある麺、大振りのワンタン、共に美味しかった事は確かですが、自分で醤油をかけた行為が正しかったのかどうか、私の責任で不明のため、今日の総合評価は「N/A」とさせて頂きます。今日はこんな記事なのに最後までお読み頂きありがとうございました。後日必ずリベンジで再挑戦し、この店はそもそもこういうスタイルなのか、店員さんが忘れたのかを明らかにした上で最終評価を行いたいと思います(笑)!
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