ラーメンレビュー(雲呑麺) 祺記伝統雲吞面(広州)
美味しさ :★★★★
値段 :★★★★
清潔感 :★★★★
サービス :★★★☆
総合評価 :★★★★
皆さんこんにちは。
早いもので12月、ここ広州もすっかり肌寒くなって参りました。とは言っても最低気温が20℃を切るくらいの事で、涼しいと言った方が正解かもしれません。
さて、今回は広州地下鉄5号線の員村駅から徒歩5分に位置する「祺記伝統雲呑面」をレビューします。
実はこの店、10月にレビューした同名の店と同じ系列の様です。今回、中国国内出張のためPCR検査が必要となったため、自費で検査を受けに来た病院の近くにあった店に入ったのですが、名前が似てるなー、と思っていたら、店の掲示で系列店という事が判明しました。とは言え、その料理は結構違いがありましたのでこれからレポートします。
店は「小区」と呼ばれる、日本で言えば大規模アパートやマンションの敷地内にある、小さな店でした。
店外に掲示してあるメニューを確認。
メニューがレジの前にあると、特に私の様な外国人は何だか焦ってしまいゆっくりメニューが選べないのですが、この様に外にあるのはゆっくり選べて良いですね。
いつもの如くですが、雲呑麺と海老雲呑麺で悩んだ結果、海老雲呑麺(小)13元を注文。
店内の様子です。レジのすぐ後方に厨房。小麦粉が置かれており、麺も雲呑も手打ちであろう事が分かります。
座席はカウンターに小さなテーブルが3〜4卓ほど。こじんまりとした店です。
調味料は奥から、酢、醤油、ラー油、胡椒。
ラー油の様子。唐辛子が程よく含まれ、良い塩梅ですね。
と、5分ほどで料理が到着。広東ワンタン麺の永遠のスタンダード、ワンタンが麺に隠れているタイプ。好みです。麺はこの種にしては少し太めのストレート麺。これは期待出来ます!
まずはその麺を戴きます。
見た目通りコシが強めのストレート麺。喉越しも良く、いい香りの麺です。
スープはやや濁りのある淡麗系。
うん、美味いです。あっさりとした味わいの中に深いコクが感じられます。相当こだわって作っている事が想像出来ます。
次に海老ワンタンを戴きます。
やや小ぶりなワンタンが充実の4つ。薄皮を通して見える海老の赤みが食欲をかき立てます。
予想通りプリプリ海老がたっぷりの中身。大きすぎないため、スルッといけちゃいますね。美味しい。
さあ、ワンタンの登場です!
このまま食べきっても全く後悔のない美味しさでしたが、やはり最後に刺激を求めて味変です。程よい粘度のラー油で淡麗スープが真っ赤に…
心地良い辛さと刺激に食欲は加速し、一気に完食。ごちそうさまでした!
今回、久々にこだわりの味わいを持つ広東式ワンタン麺に出会うことが出来ました。価格リーゾナブルで、近所にあれば通いたい店ですね。同じワンタン麺を食べ歩いてもこういう特徴のある味に出会えるので、やめられません!
今回は星4つ★★★★でお願いします。
励みになります。クリックをお願いします。