並んだり振り返ったり

中国・広州からラーメン、グルメレビューや一人暮らし料理のレシピなどの発信。

ラーメンレビュー(ワンタン麺) 豊健飲食品店(広州)

美味しさ :★★★★

値段 :★★★★★

清潔感 :★★★

サービス :★★★

総合評価 :★★★★

 

今回は広州地下鉄8号線暁港駅から徒歩2〜3分に位置する豊健飲食品店をレビューします。広州は33〜34℃と完全に真夏、暑いです。。

 

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シンプル・質素な入り口です。30年老店(創業30年の老舗)と書いてあり、結構歴史があるようです。豊健飲食品店とは健康によさげな名前でいいですね。ちなみに中国の簡体字で「豊」は「丰」となってしまうんです。だから「トヨタ」は「丰田」と表記するのです。何だかスカスカになってしまい、少し「豊」が可哀想な感じじゃないですか?中国語を学び始めてからずっと気になっている点です(笑)。


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店を入ってすぐ左側のレジで先に注文をします。名物メニューは一番上に記載されている「招牌云吞面」=普通の肉ワンタンが入ったワンタン麺の様です。中国では招牌Zhao1Pai2というのがその店の名物メニューを指します。私はそちらにも惹かれましたがここはその下にある、このブログの定番の「鲜虾云吞面」=エビワンタン麺の小14元を注文します。安いです。広州にはこれ位の値段でワンタン麺が食べられる店がたくさんあり、とても幸せです!


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店内はこんな感じ。細長く食堂のような雰囲気ですが、整頓されていてそこそこ清潔感のある店内です。


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ラーメンを待つ間調味料をチェックします。左から辛味ペースト、胡椒、酢、大根漬物とベーシックなラインアップです。


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辛味ペースト。内容はわかりませんが色々なものが入っており、普通のパターンより濃そうなイメージです。


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大根漬物。大根と青唐辛子と人参が小さめのダイス状に散りばめられていますね。


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店の奥では2人の男性が黙々とワンタンを包んでいます。横の女性も厨房の中の人も真面目に働いており好感が持てます。


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そうこうしているち5分くらいでワンタン麺が登場!。

この店はワンタンが麺の上に乗ってくるタイプです。私は麺の中から宝物の様にワンタンを探し出すのが好きなのですが、この様に、はじめからドーン!と迫力たっぷりに迫ってくるタイプもいいですね〜。

では、まずスープを味わいます。

うん、美味い。口に入れた瞬間は澄んだ見た目の通りすっきりしたスープです。派手さはありませんが後からほのかな旨みが追いかけて来ます。おそらく、毎日食べてもいけちゃうタイプのスープと思われます。また、かなり熱々です。中国のラーメンは一般的にぬるくする事がサービスと考えられている様で、余り熱々のラーメンを期待することは出来ないのが基本です。そんな中では華南のワンタン麺は比較的熱々スープが味わえる料理ですが、ここのスープは特に熱々でやる気が感じられます(笑)。ねこ舌の方には恐縮ですが、私はラーメンのスープは熱々であるべきで、話はそれからだ!と考えています。


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麺を持ち上げてみます。ワンタン麺の王道を行く極細ストレート麺です。縮れは余り感じられないまっすぐタイプですね。極細ながらかなりコシのある麺です。


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ワンタンは、大ぶりな海老ワンタンが4個入っていました。


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中の海老もプリプリ、新鮮な風味です。この海老ワンタンもおそらく包みたてなのだと思わせる美味しさでした。


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大根、青唐辛子とニンジン。甘めの仕上がりで青唐辛子の辛みも程よくこれもポイントが高いです。ご飯と一緒に食べたくなる味です。


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味変で辛味ペーストを投入してみます。

判りにくいかもしれませんが、少し投入しただけで冒頭の写真と比べるとかなり色が濃くなりました。また、写真でも判る通り胡椒が結構入っていますね。それ以外にも色々入っていたのでしょう、胡椒の辛さも相まって、新鮮な味わいの辛味ペーストでした。

私はワンタン麺にはラー油派なのですが、この辛味ペーストならまた変わった味わいで楽しめます。

そして、あっという間に完食です。


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店内にはこの様な看板が掲げてありました。

色々書いてありますが、要約すると「1986年の創業以来、材料にこだわり、飽きのこない味を目指し、初心を忘れず真面目に努力して参りました」という内容が詳細に説明してあります。確かに真面目さを感じる味でしたね。

 

総評 :門構え、店内共に中国によくある食堂タイプで、派手さは全く感じない外見です。ただ、整頓された店内は結構清潔感もあり、店員さんたちが真面目に働いていた雰囲気が好感が持てます。また、値段が安く、広州のワンタン麺の中でも良心的な部類に入ります。肝心の味ですが、店内の看板に書いてある通り、飽きのこない美味しさと言えます。後から旨みが来る熱々の淡麗スープとコシのある極細ストレート麺と、ワンタン麺の魅力のツボを押さえた味わいと思います。この店も総合星4つ★★★★ですね。

 

【総合採点の採点基準】

★★★★★ :強力に推薦。わざわざ訪れてでも食べて見るべき名店。

★★★★  :推薦。近くにいるなら必食です。

★★★   :普通に美味しい。他にも選択肢はあるが一度試す価値はあり。

★★    :今一歩。近くにいても他の選択肢を探すべき。

★     :レビュー掲載を見合わせます(笑)

尚、この採点は私個人の味覚によるもので、あくまで参考として下さい。

このレビューがきっかけとなり、みなさんの好きなラーメン探しの一助となる事が出来れば幸いです。

 

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ラーメンレビュー(客家式まぜそば) 陳記三及第 棠石路385分店(広州)

美味しさ :★★★★☆

値段 :★★★★★

清潔感 :★★★

サービス :★★★

総合評価 :★★★★

 

 今回は広東省梅州市のご当地ラーメンである「腌面Yan1Mian2」をレビューしたいと思います。梅州市とは広東省の北東部の町で、福建省江西省に隣接する場所に位置しています。梅州は客家と呼ばれる人々の町で、ここの客家語が最も標準的な客家語とも言われています。

 客家とは、少数民族の一つと間違われる事が多いですが、少数民族ではありません。

 漢代末期に三国時代を魏が制した後、魏の重臣司馬炎禅譲を受け建国した晋(西晋)が北方遊牧民匈奴に滅ぼされた時などに、首都の洛陽などから南方に避難した人々の末裔とされ、基本的に漢民族で、広東省江西省広西チワン族自治区、台湾などに多く住まれています。また、孫文、鄧小平、李登輝蔡英文などの有名な政治家を輩出しており、とても優秀な血筋の様ですね。

 客家の話はこれ位にして、「陳記三及第」に行ってみましょう。「陳記三及第」は広州地下鉄21号線の天河公園駅か5号線の員村駅から徒歩10-15分くらいに位置し、やや不便なところにあります。35℃近い灼熱の中やっとの事で近くまでたどり着き店を目指して道を曲がると、

 

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何と見渡す限り警察の白バイが停まっています!これは壮観ですね。何だこりゃ?


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よくよく見ると「交通警察」の文字が… なるほど、納得です。


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近くに目をやると、「24交通违法业务自助办理(交通違法業務自動処理)」の文字が!恐らく反則金がATMで納付出来るのでしょう。日本では確か銀行か郵便局の窓口に行く必要があったと思いますので、この面でも中国は進んでいますねぇ。警察も利用者もこの方が便利ではあると思うんですが、日本では何かネックがあって実行出来ないのでしょうか?


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お店に到着です。ちなみに陳記三及第の陳記とは「陳さん印の」という意味、「三及第」とは客家の定番スープの名称です。また、看板に「棠石路385分店」と記載があるのでどうやらチェーン店の様です。ともかくお店に入ってみます。


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メニューを確認します。店名にもある三及第も試してみたく、「三及第汤San1Ji2Di4Tang1+腌面Yan1Mian4」のセット19元を注文します。スープもついて19元(約290円)とはお買い得ですね〜。尚、腌面単品で注文すると何と6元(約90円)と激安です。6元=中国で販売しているカップラーメンと同等の値段とは驚きです。…でもそんな値段でどんな麺が出て来るのでしょうか??


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席につき、恒例の調味料チェックです。後方左側から酢、にんにくペースト、醤油、辛味ペーストです。(今回、暑さのあまり店内写真撮影を失念していました。すみません)


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3分ほどでまず三及第湯が到着。肉と何かの葉が入っていますね。肉から出たアクもそのまま入っています(笑)。


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更に5分ほどで腌面が登場。おおっ、ビジュアル的には日本のまぜそばに近く、日本人から見て美味しそうです。上に乗っているのは万能ネギと…後は何でしょうか?


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セット揃い踏みで記念撮影。


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スープを飲んでみます。塩加減はちょうど良く、豚肉の旨味が出ていて美味いです。結構あっさりしていますね。これは豚モツですね。


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中身を探ってみます。これは豚肉。豚バラですかね?他にレバーも入っていました。


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クコの葉だそうです。エグみも無く美味しいです。アク取り無しでしたが美味しいです。私は又次回も頼むと思います。


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麺に移ります。いつも食べている雲呑麺とは異なり、中太麺で少し縮れていますね。

食べると、おおおっ!コシがあって美味しいですね。何か日本で食べるまぜそばやつけ麺の麺に近い歯応え、中国では余りお目にかかれないタイプの麺です。まさかこんなところで会えるとは!!(笑)

また、上に乗っていたのはどうやら揚げたニンニクと豚肉片、の様です(推定)。味付けはシンプルな塩味のようですが、ご覧の通り少し縮れた麺とも良く絡み、実に美味しいです。


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1/3位食べ進んだところで味変を試みます。にんにくペーストはこんな感じ。


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にんにくの香りが更に強まります。にんにく好きにはたまりません。


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更に1/3食べ進み、更なる味変。辛味ペーストはこんな感じ。


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辛さが良いですね。ただ、少し塩味が強くなりました。もう少し早めに入れた方が良かったかもしれないですね。とはいえ、コシのある麺の美味さは衰えず、あっという間に完食です!

 

 中国ではなかなか味わえない中太の縮れ麺が最大の魅力な逸品です。正直、コロナでしばらく帰れていない日本を思い起こしました(笑)。

 また、味付けは塩+にんにく+肉の旨みと非常にシンプルですが、シンプルさがかえって幸いし、麺のコシが口の中を満たしてくれる、そんな料理ですね。

 セットで注文した三及第も豚肉と塩のみの直球勝負、アク取り無し(笑)の素朴さながら、臭みもエグみも無く腌面の良き伴侶、と言った存在です。腌面だけでも美味しいですが、セットもオススメです。

 正直、今回食べるまで腌面の存在は知りませんでした。流石に高級感はありませんが真っ直ぐな美味しさを持ち、これは自信を持ってオススメできるラーメンです。今回をきっかけに腌面Yan1Mian4に関しては今後、他の店も開拓していきたいと思います。

 新たな発見をさせてくれた驚きも踏まえ、今回も星4つ★★★★でお願いします!

 

【総合採点の採点基準】

★★★★★ :強力に推薦。わざわざ訪れてでも食べて見るべき名店。

★★★★  :推薦。近くにいるなら必食です。

★★★   :普通に美味しい。他にも選択肢はあるが一度試す価値はあり。

★★    :今一歩。近くにいても他の選択肢を探すべき。

★     :レビュー掲載を見合わせます(笑)

尚、この採点は私個人の味覚によるもので、あくまで参考として下さい。

このレビューがきっかけとなり、みなさんの好きなラーメン探しの一助となる事が出来れば幸いです。

 

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おつまみレシピ 蒸し茄子の冷製

 このブログでは、中国広州で単身赴任中のサラリーマンが、コロナ禍の影響で家族と離れ異国の地で大好きな居酒屋にも行けず会社にも行けずただ悶々と過ごす巣篭もり生活が長引く中で、「美味しいものが食べたい!」という本能に突き動かされ、突如料理に目覚めてしまった記録を、レシピとして発信して行きます。

 

今回はこれからの時期にぴったりのメニュー、蒸し茄子の冷製のレシピを紹介します。爽やかなレモンの酸味と胡麻油の香りが食欲と呑み欲を刺激する一品に仕上がっています。

 

メニュー名 :蒸し茄子の冷製

調理時間 :20分

材料(2人分)

茄子 2〜3本(約500〜600g)

にんにく 1かけ

生姜 1かけ

長ネギ 1/2本

唐辛子 適量

ごま油 大さじ2

醤油 大さじ3

砂糖 小さじ2

レモン 1/2個

 

材料写真

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1.茄子はへたを切り落とし調理しやすい大きさに切る。今回は長茄子なので半分にしました。

にんにく、生姜、長ネギはみじん切りに、唐辛子は輪切りにする。

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2.茄子はジッパー袋に入れ一部を開けたまま電子レンジ600Wで4分加熱する。茄子が柔らかくなったらジッパー袋を密閉し氷水等で急冷する。

 

3.ボウルににんにく、生姜、長ネギ、唐辛子を入れ、ごま油、醤油、砂糖、レモン汁を加えてよくかき混ぜタレを作る。

 

4.冷やした茄子を食べやすい大きさにカットし、ボウルのタレと混ぜ合わせれば完成。

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5.タッパーなどに入れ冷蔵庫で冷やすと、味が馴染み美味しくなります。

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盛り付けて、頂きます!

 

 口に入れた瞬間に広がる酸味を胡麻油の香りが追いかけてくる様にまた広がっていきます。唐辛子の辛さも良いアクセントで、あとを引く美味しさですね!

 今日は手持ちがありませんでしたが、大葉やパクチーなどを添えれば更に美味しそうです。

 

 実はこのレシピは、小学生の頃夏に母が作ってくれたメニューを再現しました。レモンの酸味とごま油の爽やかなコンビネーションが大人の味の様で物凄く美味しく感じられ、夏休みの間何度も作ってとせがんだものでした。

 それから何十年も経過し、自分で作って好きなだけ食べられるとは本当に幸せです。「大人買い」ならぬ「大人食い」ですね(笑)!

尚、大人食いに合わせるべく、唐辛子により当時よりスパイシーになる様アレンジを加えております。

このメニューは暑い夏にビールと一緒に頂くのが最高と思います。

 

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おにぎりとコンビニ

 広州では新型コロナウイルス感染者数がどんどん増えていた時、2〜3月頃はレストランも全くやっておらず出勤時には昼食難民と化してしまう状況が続いていました。勿論レストラン側もそれではやっていけないという事情もあり、テイクアウト(带走Dai4Zou3)やデリバリー(外卖Wai4Mai4)のサービスに力を入れていたので、そういうサービスを利用する人もいましたが、おにぎり好きの私は「毎日おにぎり持参」を貫いていました(笑)。

 日本のおにぎりは本当に美味しいですよね!?私は、おにぎりは日本が世界に誇れる食文化だと思います。モチモチのみずみずしい日本のご飯は塩味だけでもいけちゃうとても美味しい食材ですが、更に中には工夫を凝らした具が入っており、それにパリパリの海苔を巻いて食べる… あぁ、思い出しただけでもおにぎりが食べたくなって来ました。(笑)

 ところで、おにぎりといえば日本ではコンビニ商品の主役と言ってもいい存在です。ちなみに中国広州でもコンビニは至るところにあります。日系のファミマ(全家Quan2Jia1)やセブン(漢字表記は無く「7-Eleven」が現地表記)も多いですし、現地チェーンの美宜佳(Mei3Yi2Jia1)や喜市多(Xi3Shi4Duo1)など東京にも負けない充実度です。

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なお、ローソン(罗森Luo2Sen1)は中国には進出しており、上海や北京などではよく見かけるのですが何故か広州には未進出の様です。

コンビニは元々はアメリカで始まった業態ですが、その後日本で発達し日本を中心にアジアに広がったサービスですよね?例えば中国、台湾ではファミマやセブンを良く見かけますし、韓国ではミニストップなども進出しています。東南アジアでもセブンやファミマを見かけますよね。このためか、中国の大抵のコンビニには日本発の「おにぎり」が置いてあり、具にも工夫が凝らされています。日本発の「ツナマヨ」「エビマヨ」などは定番ですし、ローソンに行けば「悪魔のおにぎり」まであります!(広州では買えませんが)

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更に「孜然烤鸡Zi1Ran2Kao3Ji1=クミンチキングリル」など鶏肉を使ったメニューや、「肉松Rou4Song1=肉でんぶ」、「香辣小龙虾Xiang1La4Xiao3Long2Xia4=辛いザリガニ」など、中国独自の人気メニューもあります。

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それではおにぎり好きの私は良くコンビニおにぎりを購入しているか?といえば、残念ながらそれはノーです。米の違いなのか炊き方の違いなのか、肝心のご飯が冷めると硬くなってしまい、美味しくないのです!従い、中国のコンビニおにぎりは店か家で温めてから食べる事になります(そうしないと美味しくないんです、ホントに)。日本でも「おにぎり温めますか?」のサービスはあり、具によっては温めた方が美味しくなるものもありますが、それはあくまで具を温めているのであって、ご飯は冷めていても温めても美味しいですよね?いや、むしろ逆でおにぎりは冷や飯の独特の香り、甘みが最大の魅力であり、「温めなくても美味しい」のでは無くて、「温めないままが美味しい」、私はそう考えるのです。

その事に気づいて以来、中国のコンビニおにぎりからは遠ざかっていましたが、今回のブログをきっかけに久しぶりに試食をしてみました。折角なので中国独特のものを選んでみましょう(笑)!

(1)香辣小龙虾(辛いザリガニ)

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喜市多で購入、温めて貰いました。日本のおにぎりと同じパリパリ海苔のパッケージです。

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包装を外し海苔を巻いて中を覗いてみます。辛く味付けされたザリガニの肉が2切れ入っています。中国ではザリガニが非常に人気のあるメニューで、このおにぎりの名前でもある「香辣小龙虾」とは、写真の様な丸ごと辛〜く味付けされたザリガニの人気料理です。

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会食のメンバー全員両手にポリ手袋を装着(そうしないと手が汚れて収拾つかない)し、みんなで一心不乱に殻を剥きながら食べまくる料理で、この人気料理を手軽に味わえる様にしている様ですね。

このおにぎりの味ですが、見た目通り辛い海老の味に近いです。温めて食べたのでまあまあ美味しいとは思いました。但し具が余り入っていなかったのが残念なのと、今回気づきましたが、ご飯を温めると折角のパリパリ海苔がすぐにしんなりしてしまうんですね。こんな点もあり私は冷めたまま食べるエビマヨの方が正直好きです、やっぱり(笑)。

 

(2)奥尔良烤鸡(ニューオリンズケイジャンチキン)

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全家(ファミマ)で購入。これも温めて貰いました。

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パッケージにファミマのマークがあり、日本人としては少し安心感があります。

この奥尔良烤鸡というのも中国で非常に人気のある味付け、メニューです。スーパーなどでも精肉コーナーに鶏肉と並んでこれの味付け済みの肉を売っていたりします。日本での照り焼きチキン的な位置づけでしょうか?当初は奥尔良ってなんぞや?そのままカタカナで日本語的に表記するとアオレリャン?オーアリャン?何それ?と思っていましたがこれはフランスの地名のOrléansオルレアンの事らしいです。じゃあフランス風グリルチキン?かと思えばそうでも無く、昔フランス領だった時オルレアンにちなんで名付けられた、現在の米国New Orleans=英語読みでニューオリンズの事を新奥尔良と表記していたのを、いつの間にか冒頭の新を外して表記する様にした、という事らしいです。そのニューオリンズの名物、ケイジャンチキンのことをこう呼ぶ様になったんですね。

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パッケージを開けてみると、赤いケイジャンチキンがご飯にサンドイッチされ、海苔が巻いてあります。サンドおにぎりですね。

食べてみました。あ、これは美味しいですね。温かいご飯にケイジャンチキンが合います。日本で売っても人気が出そうな味です。サンドおにぎりの強みを生かして具もたくさん入っています。これは新たな発見でした!次回からはこれを選んでも良いかな?と思わせてくれました。

それでも、やっぱり日本の冷めたままの鮭おむすびの方が良いよなぁ、と最後は思ってしまいます。

 

 というわけで、コロナ禍以前から「日本のおにぎりが食べたい」常にそう感じていた私は、コロナ禍をきっかけに自作おにぎり持参を始め、ようやく冷めてて美味しいおにぎりを、ここ中国で楽しめるようになりました(笑)。

 自作おにぎりに関してはまた次の機会に紹介したいと思います。

To be continued.

 

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おつまみレシピ マッシュルームのスパイスポテトサラダ

 このブログでは、中国広州で単身赴任中のサラリーマンが、コロナ禍の影響で家族と離れ異国の地で大好きな居酒屋にも行けず会社にも行けずただ悶々と過ごす巣篭もり生活が長引く中で、「美味しいものが食べたい!」という本能に突き動かされ、突如料理に目覚めてしまった記録を、レシピとして発信して行きます。

 

 さて、今回が初めてのレシピ紹介になりますので何卒宜しくお願い致します。なにぶん酒が好きな体質のため居酒屋メニューが中心になる事、ご容赦下さい(笑)。

 初回レシピは居酒屋メニューの定番ポテトサラダのレシピ紹介です。

 ポテトサラダは様々なアレンジが可能なメニューですが、今回はマッシュルームとスパイスを使用し、お酒のお供にぴったりなポテトサラダを紹介します。

 

メニュー名 :マッシュルームのスパイスポテトサラダ

調理時間 :20分

材料(2人分) :

じゃがいも 2個(250〜350g)

玉ねぎ 1/4個

マッシュルーム 4個 

ウインナー 2本(お好みでベーコンやハムなどでもOK)

オリーブオイル 大さじ1

クミンシード 小さじ1/2

マスタードシード 小さじ1/2

にんにく 1かけ

マヨネーズ 大さじ2

塩 適量(小さじ1/2)

黒胡椒 適量

パセリ 適量

 

↓クミンシード、マスタードシードの入手はこちらから

 

材料写真

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 前方左から、クミンシード、マスタードシード、ウインナー2本、にんにく一かけ、玉ねぎ1/4、じゃがいも2個、マッシュルーム4個、パセリ、塩、マヨネーズ、オリーブオイルになります。(玉ねぎがほとんど切れてしまって見えません。すみません!)

 

1.じゃがいもは皮をむき4等分に切る。玉ねぎは薄切り(繊維と垂直方向に切ると甘みが出ます)、ウインナーとマッシュルームは一口大に切る。にんにくはすりおろすかみじん切りに。

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2.じゃがいもを耐熱容器に入れラップをかけ、電子レンジで5分加熱.串が通るくらいになったらマッシャーなどでお好みの粗さにつぶし、粗熱を取る。

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粗めにするとじゃがいも感がまっすぐ味わえおススメです。

 

3.フライパンにオリーブオイルとマスタードシード、クミンシードを入れ弱火で香りを出す。スパイスが焦げない様、泡が出始めパチパチ音がし始めたらすぐにいったん火を止める。おろし or みじん切りにしたにんにくを投入しオリーブオイルに香りを移す。

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4.玉ねぎ、ウインナー、マッシュルームをフライパンに入れスパイス・にんにくと混ぜ合わせてから再び火を着けて中火で炒める。玉ねぎがしんなりしたら火を止め、耐熱容器のじゃがいもに加える。ウインナーの代わりにベーコンを使えばスモークの香りが楽しめます。ハムを使えばさっぱりとした美味しさになるのでお好みでアレンジして下さい。

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5.マヨネーズを加え混ぜ合わせ、塩、胡椒で味を整える。じゃがいもの風味をよりストレートに感じたいなら塩は加えなくてもマヨネーズとウインナーの塩味だけで十分味が出ます。つまみに合う様よりハッキリした味にしたい方は味見をしながら塩を加えてみて下さい。尚、私は通常小さじ1/2程度が丁度良いと感じていますのでご参考に。また、スパイシーにしたい方は胡椒を多めにするなど、お好みに応じて適宜調整してください。

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6.器に盛りパセリを散らせば完成。さ、呑みましょう(笑)!

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7.耐熱ボウルで作っても良いのですが、今回写真の様に耐熱容器で作るとそのまま保存可能!余分な洗い物が省けるのでお薦めです!

↓耐熱容器の入手はこちらから

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食レポート :スパイスの香りとマッシュルームの旨味と玉ねぎの甘みが、ホクホクとしたじゃがいもを引き立てる一品となりました。出来るだけじゃがいもとスパイスの味がストレートに出る様シンプルな味付けにこだわりました。ビール、日本酒・焼酎からワインまで相手を選ばないメニューです。

 

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ラーメンレビュー(ワンタン麺) 慶雲居懐旧竹昇麺(広州)

美味しさ :★★★★

値段 :★★★★

清潔感 :★★★

サービス :★★★★

総合評価 :★★★★

 

今回は広州地下鉄1号線の西門口から徒歩7〜8分に位置する慶雲居懐旧竹昇麺(庆云居怀旧竹升面)をレビューします。

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入口の看板に由緒正しそうな看板が掲げられていました。右から左に書かれている、歴史を感じる看板です。店名にある「懐旧」とは文字通り古くを懐かしむ、と言う意味ですので、伝統的な竹昇麺を楽しめそうです。

 

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鮮蝦蟹子雲呑麺の小14元を注文。ぷりぷりエビとカニの卵のワンタン麺ですね。レジで受けてくれたのは、この手の店のレジ定番のおばあさんでは無く若めの女性です。レジ近くのテーブルには店主らしき男性が座っていましたので、若奥さんでしょうか?


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「お好きなところへ」と案内されます。そこそこ人気店と聞いて来たのですが、12時過ぎで他にお客さんは誰もいません。私は「混んでいる店に不味い店なし」という信念(笑)を持っていますので、「大丈夫なのだろうか」と不安がよぎりつつ席に着きます。

と、注文を取ってくれた若奥さん(?)がレジから厨房へ走ります。何とこの店は若奥さん(?)のワンオペの様です。旦那(?)はのんびり座っているのに、とても不思議な光景でした。
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ともあれ、若奥さん(?)がワンタン麺を作り始めてくれましたので、調味料チェックを開始します。酢、醤油、ラー油、胡椒の4種。前面右端にあるのは爪楊枝ですね。

あれ?定番の大根漬物はこの店はないのでしょうか?


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ラー油はこんな感じ。かなり粘度が高く色が濃いですね。唐辛子だけでは無く色々入っているパターンと思います。


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5分ほどして若奥さん(?)がラーメンを持って来てくれました。広東省の雲呑麺らしい澄んだ醤油味のスープに、わずかに縮れた極細ストレート麺。雲呑が完全に隠れずに麺の下から少し顔を出しているのはご愛嬌ですね。


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と、ラーメンに続いて若奥さんが大根漬物を持って来てくれました。スヌーピー柄の瓶に入った大根は一般的なものよりかなり細かく刻まれています。また、青唐辛子らしきものの輪切りが入っており、個性を主張してくる漬物で、期待出来ますね!


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さあ、麺を持ち上げます。食べて見ると、わずかに縮れているおかげでスープの絡みが良く、スープの旨さを感じることが出来ます。よく計算されているようですね。


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麺の下からワンタンを探り出します。赤い色がエビとカニの美味さを主張し、ついかぶりつきたくなるワンタンですね。


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中はこんな感じ。エビが大量に投入されています。それと、蟹子が口の中で予想以上にぷちぷち存在感を示す仕上がり、このワンタンは美味い!


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そろそろ刺激が欲しくなり、ラー油を投入!色の濃さに怯え、ラー油付きの私もおそるおそる投入します。すると、わずかな量を投入しただけでご覧の通りの色に!本当はこの倍は入れるつもりでしたが、念のためここで投入継続断念(笑)。。

スープをレンゲで少し飲んで見る。あ、、既にかなり辛い!止めてよかった〜。とホッとする事態となりました。


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続いて大根漬物に挑戦。先ほど確認した通り、細かく刻まれた大根と青唐辛子らしきものが大胆に混ざり合い、挑戦的な態度でこちらを見ています。青唐辛子も美味しそうな外見をしている事もあり、ラー油にも懲りない私はこのまま頂きます!

辛いっ!でもウマー。さっきのラー油投入がなければ良いアクセントで済まされたのですが、相乗効果で結構口、痛いです(笑)。どうやらラー油には山椒が結構入っていたようですね。唇が痛い!(泣笑泣)


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後半、色々ありましたが無事完食。残念ですが辛うまスープは残してしまいました。

 

総評 :入店時先客ゼロだった時は入店を躊躇し、旦那らしき人がのんびり新聞読んでいる横で若奥さんらしき人がワンオペし始めた時は相当不安にかられましたが、ワンタン麺は前評判通りの味でした。麺もスープもワンタンも水準の高い、隙のない美味しさと言えます。また、厨房が見える構造になっており、丁寧に作っている様子が見えたため、その時点で不安は払拭されました。

余談になりますが少し驚いたのが、食事を終えて帰り際にレジにいた若奥さんらしき人が、「慢走Man4 Zou3(気をつけてお帰りください)」と声を掛けてくれた事です。しかも笑顔で!中国でも高級レストランであればマニュアル化されており、そのような対応は普通ですが、ワンタン麺屋さんで笑顔で送り出されたのは余り経験が無く、気持ちよく食事を終えることが出来ました。この点、サービスは高得点の星4つとしています。サービス加点も含め総合星4つで!

 

【総合採点の採点基準】

★★★★★ :強力に推薦。わざわざ訪れてでも食べて見るべき名店。

★★★★  :推薦。近くにいるなら必食です。

★★★   :普通に美味しい。他にも選択肢はあるが一度試す価値はあり。

★★    :今一歩。近くにいても他の選択肢を探すべき。

★     :レビュー掲載を見合わせます(笑)

尚、この採点は私個人の味覚によるもので、あくまで参考として下さい。

このレビューがきっかけとなり、みなさんの好きなラーメン探しの一助となる事が出来れば幸いです。

 

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グルメレビュー【寿司】 寿司萬(上海)

総合評価: ★★★★

今回は上海の中心部、仙霞路・娄山関路の東方国際ビルの向かい、新世紀広場の近くにある寿司萬という寿司屋をレビューします。ラーメン以外のレビューは初めてですので頑張ります。

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店構えはこんな感じです。中国の日本料理店は門構えを見れば、全く駄目かそうじゃ無いかはだいたい分かりますよね。連れの部下がこの店の前を通った時寿司を食べたいと言い出し、この門構えを見て当然駄目じゃない方である事を確信出来たので入店してみる事にしました。

 

f:id:IBird:20200611133327j:imagef:id:IBird:20200611133347j:imagef:id:IBird:20200611133412j:image
店の前にあるメニューをまずチェックします。妥当な値段と内容です。

 

f:id:IBird:20200611133530j:imagef:id:IBird:20200611133545j:imagef:id:IBird:20200611133552j:image

店内の様子。落ち着いていて細やかさを感じる内装です。11:30のランチ開始と同時に入ったので先客は無しです。

連れは鉄火丼98元、寿司なんて久しぶりな私は奮発して上寿司ランチ158元を注文しました。

 

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早速出て来たのが前菜のサラダと南蛮漬です。

 

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板さんが黙々と仕事してくれており、好感度高いです。寿司屋のカウンターって待ち時間もこうして楽しめるのが良いですよね。

 

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さあ、念願の握り寿司が運ばれて来ました!

握りが8カン、鉄火巻3切れ、謎の四角い巻物2切れ、中心には小さなカップに入ったウニとイクラが鎮座します。なお、握りは本当は9カンらしいですが、「サーモンを何か他のネタに変えて貰えませんか?」とお願いしたところ、どうやら「サーモン不要」と伝わったらしく、一カン少なくなってしまった様です。ま、良いかということにしました。

私にとってこの中での主役は中トロ、ウニ、イクラです。

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これが連れの注文した鉄火丼です。赤身から中トロくらいの肉厚なマグロが敷き詰められ、こっちにした方が良かったか?と一瞬迷いが生じますが、自分の決断を信じるべき、とすぐに思い直しました(笑)。

私は美味しいものは最後まで取っておく主義なので主役級以外のネタから箸を進めます。イカ、海老、赤身と来たところで、一番上に鎮座する四角い巻物に興味が高まりました。余り見ないタイプなので早速食べてみましょう。

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かっぱ巻きかな〜?と思いつつ見ると、なんと魚が!聞けばサバなんだそうです。きゅうりと思っていたのが実はサバだったという嬉しい誤算に気分も高まります。食べてみると美味しい!サプライズでした。

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こうなるともう一つも気になりますね?こちらも持ち上げてみました。

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よっしゃー、こちらも魚だ!でも何?さっきとは異なる様な?こちらも聞いてみました。平目だそうです。こういう意外な展開は嬉しいですね。

さて、そろそろ3役に登場してもらいましょう!どこから行こうかなぁ?

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悩んだ末にイクラを頂きます。この澄んだ球体、久しぶりです。うん、プチプチしてます。美味いです。

 

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お次は中トロ、真打登場です!早く食べたくてピントが合っていません(笑)。口の中でトロけますね〜。やっぱり君が一番好きだぁぁっ!と叫びたくなります。

 

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トリを務めるのがウニ。鮮やかなオレンジ色が食欲を極限までそそります!ひと口含んだ瞬間に磯の香りと旨味が口一杯に広がって行きます。苦味もくさみも無い、上質なウニに大満足です。

 

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デザートは抹茶アイスクリーム。甘過ぎずサッパリ、口直ししてくれます。

そう言えば写真を撮り忘れましたがメニューには「赤だし、デザート付き」と記載があったのに、何故か松茸の吸い物が付いてきました(美味しかったから良いですが)。赤だし切らしていたのかな?

総評:158元の価格以上の価値ある寿司を堪能しました。私の味覚で判断する限り、日本で食べる寿司に全く引けを取らない味だと思います。次回再訪時には上寿司再挑戦するか鉄火丼にするか悩むだろうなぁ。

今回の私達の様に寿司が食べたいという欲求に対しては十二分に応えてくれるお店だと思います。星四つ★★★★でお願いします。

 

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