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中国・広州からラーメン、グルメレビューや一人暮らし料理のレシピなどの発信。

グルメレビュー【寿司】 寿司萬(上海)

総合評価: ★★★★

今回は上海の中心部、仙霞路・娄山関路の東方国際ビルの向かい、新世紀広場の近くにある寿司萬という寿司屋をレビューします。ラーメン以外のレビューは初めてですので頑張ります。

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店構えはこんな感じです。中国の日本料理店は門構えを見れば、全く駄目かそうじゃ無いかはだいたい分かりますよね。連れの部下がこの店の前を通った時寿司を食べたいと言い出し、この門構えを見て当然駄目じゃない方である事を確信出来たので入店してみる事にしました。

 

f:id:IBird:20200611133327j:imagef:id:IBird:20200611133347j:imagef:id:IBird:20200611133412j:image
店の前にあるメニューをまずチェックします。妥当な値段と内容です。

 

f:id:IBird:20200611133530j:imagef:id:IBird:20200611133545j:imagef:id:IBird:20200611133552j:image

店内の様子。落ち着いていて細やかさを感じる内装です。11:30のランチ開始と同時に入ったので先客は無しです。

連れは鉄火丼98元、寿司なんて久しぶりな私は奮発して上寿司ランチ158元を注文しました。

 

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早速出て来たのが前菜のサラダと南蛮漬です。

 

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板さんが黙々と仕事してくれており、好感度高いです。寿司屋のカウンターって待ち時間もこうして楽しめるのが良いですよね。

 

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さあ、念願の握り寿司が運ばれて来ました!

握りが8カン、鉄火巻3切れ、謎の四角い巻物2切れ、中心には小さなカップに入ったウニとイクラが鎮座します。なお、握りは本当は9カンらしいですが、「サーモンを何か他のネタに変えて貰えませんか?」とお願いしたところ、どうやら「サーモン不要」と伝わったらしく、一カン少なくなってしまった様です。ま、良いかということにしました。

私にとってこの中での主役は中トロ、ウニ、イクラです。

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これが連れの注文した鉄火丼です。赤身から中トロくらいの肉厚なマグロが敷き詰められ、こっちにした方が良かったか?と一瞬迷いが生じますが、自分の決断を信じるべき、とすぐに思い直しました(笑)。

私は美味しいものは最後まで取っておく主義なので主役級以外のネタから箸を進めます。イカ、海老、赤身と来たところで、一番上に鎮座する四角い巻物に興味が高まりました。余り見ないタイプなので早速食べてみましょう。

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かっぱ巻きかな〜?と思いつつ見ると、なんと魚が!聞けばサバなんだそうです。きゅうりと思っていたのが実はサバだったという嬉しい誤算に気分も高まります。食べてみると美味しい!サプライズでした。

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こうなるともう一つも気になりますね?こちらも持ち上げてみました。

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よっしゃー、こちらも魚だ!でも何?さっきとは異なる様な?こちらも聞いてみました。平目だそうです。こういう意外な展開は嬉しいですね。

さて、そろそろ3役に登場してもらいましょう!どこから行こうかなぁ?

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悩んだ末にイクラを頂きます。この澄んだ球体、久しぶりです。うん、プチプチしてます。美味いです。

 

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お次は中トロ、真打登場です!早く食べたくてピントが合っていません(笑)。口の中でトロけますね〜。やっぱり君が一番好きだぁぁっ!と叫びたくなります。

 

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トリを務めるのがウニ。鮮やかなオレンジ色が食欲を極限までそそります!ひと口含んだ瞬間に磯の香りと旨味が口一杯に広がって行きます。苦味もくさみも無い、上質なウニに大満足です。

 

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デザートは抹茶アイスクリーム。甘過ぎずサッパリ、口直ししてくれます。

そう言えば写真を撮り忘れましたがメニューには「赤だし、デザート付き」と記載があったのに、何故か松茸の吸い物が付いてきました(美味しかったから良いですが)。赤だし切らしていたのかな?

総評:158元の価格以上の価値ある寿司を堪能しました。私の味覚で判断する限り、日本で食べる寿司に全く引けを取らない味だと思います。次回再訪時には上寿司再挑戦するか鉄火丼にするか悩むだろうなぁ。

今回の私達の様に寿司が食べたいという欲求に対しては十二分に応えてくれるお店だと思います。星四つ★★★★でお願いします。

 

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