新幹線での「ポケットシウマイ」は格別(レシピ:崎陽軒インスパイア焼売)
このブログでは、中国広州で単身赴任中のサラリーマンが、コロナ禍の影響で家族と離れ異国の地で大好きな居酒屋にも行けず会社にも行けずただ悶々と過ごす巣篭もり生活が長引く中で、「美味しいものが食べたい!」という本能に突き動かされ、突如料理に目覚めてしまった記録を、レシピとして発信して行きます。
今回は中華料理シリーズ、「焼売」のレシピを紹介します。実を言うと私は日本にいた時は崎陽軒のシウマイ(シュウマイじゃなくてシウマイなんですよね!)の大ファンで、新幹線で出張する時など、必ず6個入りのポケットシウマイを買って乗り込んでいました(笑)。現在は中国、それも食在広東の広東省に住んでいますので、いくらでも本場の焼売を食べるチャンスがあるのですが、やはり新幹線で食べたあの香り、味わいが忘れられず、自分で作ってみる事にしました。
メニュー名 :崎陽軒インスパイア焼売
調理時間 :40分(干し貝柱を戻す時間は含まず)
材料(約20個分)
豚ひき肉 200g
干し貝柱 30g
たまねぎ 1/2
砂糖 小さじ2
塩 大さじ1/2
胡椒 小さじ2
片栗粉 小さじ1
グリーンピース 20
焼売の皮 20
材料写真
干し貝柱を一晩水に浸し戻しておく
戻した干し貝柱を戻し汁ごとフライパンに入れ中火で加熱する。
戻し汁の旨味も逃がさぬよう、また焦がさぬように煎り、写真の様に水分が無くなったら火を止める。
豚ひき肉を塩と一緒にこねる。粘りが出てまとまるまで、まずはひたすらこねる。
ひき肉がまとまったら、みじん切りにした玉ねぎに片栗粉を和える。
先程調理した干し貝柱と砂糖、胡椒を加えひき肉と一緒にこねればタネが完成。
まな板などの上にタネを20等分する。
焼売の皮を上からかぶせ、タネに密着させる。
皮ごとタネを持ち上げ、隙間が無いように形を整える。
平らな容器の上で更に形を整えながら並べていく。
グリーンピースをトッピングする。この際タネの中の方まで押し込まないと蒸した後落ちたりするので要注意。
蒸し器に並べる。ちなみに中国では写真の様な蒸し器が数百円程度で手に入るのでとてもありがたいです。雰囲気も出ますし(笑)。
蓋をして10分ほど蒸したら出来上がり。美味しそうに蒸しあがっています!
熱々のうちに皿に取り、醤油と辛子を付けて頂きます。味付けは砂糖と塩だけ!胡椒でスパイスを効かせていますが、生姜すら入れないシンプルな味わいです。
口に入れると貝柱の強力な旨味が口いっぱいに広がり、「あの味」が鮮やかに蘇って来ました。コロナで家に帰れない事もあり、何だか目頭が熱くなります、この味には。
更に、駅弁の状態を再現するため、冷ましてから食べてみます。うーん、この焼売は冷めても美味しいです。いやむしろ冷めた時の方が美味しいかもしれません。懐かしい感動がよみがえり、すごい満足です!
この料理は缶ビールと一緒に頂きましょう。一気に新幹線の中の臨場感が出てきますよ(笑)。
尚、さすがに20個は一人で食べ切れませんので、残った分は蒸した状態で冷凍保存をしました。こうすればもう一度蒸すか電子レンジなどで温めれば、蒸し立ての美味しさをいつでも味わうことが可能です。是非お試し下さい!
それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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