並んだり振り返ったり

中国・広州からラーメン、グルメレビューや一人暮らし料理のレシピなどの発信。

ラーメンレビュー(豚骨ラーメン) 博多屋台一幸舎(広州)

美味しさ :★★★★★

値段 :★★★☆

清潔感 :★★★★☆

サービス :★★★★★

総合評価 :★★★★☆

 

 今回は広州での日系ラーメン店では圧倒的存在感を持つ博多一幸舎の屋台味ラーメン店を再度レビューします。

 博多一幸舎に関しては以前も一度ラーメンレビュー(豚骨ラーメン) 博多一幸舎(広州正佳広場店) - 並んだり振り返ったりでレビューしていますが、実は広州において博多一幸舎はマルチブランド展開しており、前回の正佳広場店は「泡系」と言われる濃厚豚骨スープの王道バージョンでしたが、今回の「博多屋台一幸舎」は「屋台味」と銘打たれる、少しあっさりした味わいのラーメンを出す店です。宜しければ前回のレビューをご参照頂き、今回のレビューとの比較、違いを確認してみて下さい。

ibird.hatenablog.jp

 

f:id:IBird:20200818191656j:image

今回の「博多屋台一幸舎」は、広州地下鉄1号線の体育中心駅から歩いて5分の場所に位置します。体育中心とはその名の通り、体育館や陸上競技場の他、プロサッカーの強豪チーム、「広州恒大淘宝」の本拠地となっているサッカー場を擁する広州一の運動施設です。今回の店はその運動施設に隣接するビルの2階に位置します。

 

f:id:IBird:20200728130818j:image

エスカレーターで2階に上がり、店に辿り着きます。店に入りやすいように暖簾が一部めくれていますが、そこには「屋台」の二文字が記されていました。


f:id:IBird:20200728130541j:image
f:id:IBird:20200728130546j:image

メニューを確認し、「屋台ラーメン」38元の硬麺、青葱有りを選択します。前回のレビューで、私は普段一幸舎オリジナルバージョンの場合には麺の硬さ=普通を選択すると記述しましたが、屋台バージョンの場合にはやはり「硬麺」の方が合う事が分かり、毎回「硬麺」を選択しています。


f:id:IBird:20200818191737j:image

調味料はご覧の通り、左前方から餃子汁、胡麻、ラーメン汁、にんにく(粉砕器)、辛子高菜、紅生姜です。紅生姜に関しては、前回の正佳広場店の時は5元と有料でしたが、コロナ禍の後営業再開後しばらくしてから無料提供になり、ありがたい限りです!


f:id:IBird:20200728130521j:image
f:id:IBird:20200728130605j:image

店内の様子です。出張前の早めの昼食として開店直後の11:30に飛び込んだこともありお客さんは少ないですね。それにしても清潔感のある綺麗な店内です。


f:id:IBird:20200728130516j:image

5分程でラーメンが到着します。下は前回レビューした「泡系」のオリジナルバージョンですが、こちらの方が粘度が低い、あっさり目のスープである事が一目瞭然ですね。

f:id:IBird:20200819014935j:image


f:id:IBird:20200728130550j:image

麺が伸びない様に、粉砕器にてにんにくを絞り出し、胡麻を(大量に)すり、麺に味わいを添え、頂きます!


f:id:IBird:20200728130600j:image

麺は九州ラーメンとしてはやや太めのストレート細麺です。コシのある麺の歯ごたえがのど越しよく入っていきます。


f:id:IBird:20200728130555j:image

スープを頂きます。一幸舎スタンダードのスープと比較し、見た目通りあっさり目のスープですが、しっかりとしたコクがあり幾らでも味わっていたくなるスープですね。また、写真でもわかる通り表面が油に覆われる形となっており、最後まで熱々のまま頂けるのも非常に素晴らしいです。一幸舎スタンダートとは一味違う味わいですが、甲乙つけがたいほど魅力的なラーメンです!

 


f:id:IBird:20200728130612j:image

夢中で半分ほど食べ進んだ後、辛子高菜で味変を行います。この辛子高菜は、じゃんがららあめんの様に辛すぎる事も無いので結構大胆に入れる事が出来嬉しいですね。高菜の旨味がコクのあるラーメンを更に引き立ててくれます。

 

f:id:IBird:20200728130622j:image

チャーシューを頂きます。肩ロースを使っていると思いますが、脂身の量も程よく本当に柔らかい美味しいチャーシューです。このチャーシューもこのラーメンの魅力の一つですよね。


f:id:IBird:20200728130535j:image
f:id:IBird:20200728130617j:image

更に紅生姜を投入します。やはり豚骨ラーメンには紅生姜、合いますねぇ。。

そう思いながら、別れを惜しみつつ一気に完食してしまいました。ご馳走様でした!

 

 今回は広州生活の心のオアシス(笑)・博多一幸舎のレビューをお届け致しました。

 本拠地の福岡でも展開されている「泡系」と「屋台味」がいずれも楽しめる街というのは恐らく世界中探してもあまり例が無いのではないでしょうか?しかもいずれも味は日本クオリティで値段もお手頃と、単身赴任の自分にとって極めてありがたい存在です。スタンダードの「泡系」とややあっさり味の「屋台系」、いずれも甲乙つけがたい存在ですが、特に飲んだ翌日などはこちらの屋台系のラーメンは非常に美味しく感じますね(笑)。店内も清潔で居心地がいいこの店は、星4.5★★★★☆でお願いします!(また行きたいです)

 

クリックをお願いします!

にほんブログ村 グルメブログ ラーメンへ
にほんブログ村